『仁王2』を遊んでいると、「アムリタが足りない」「狙った装備が出てくれへん」──そんな場面、きっと誰もが通りますよね。
私も何度も同じようにつまずいて、「もうちょっと楽に遊べへんかな」と考えていました。
ある日、BGMを流しながら、小物の特殊効果「優先ドロップ」をいじって気ままに寄り道していたら、ふと気づいたんです。
効率を求めず遊んでいただけなのに、自然と強くなっていたことに。
長くこの世界を歩いてきて思うのは、“強くなる近道は、寄り道の中にある”ということ。
今回は、そんな私の体験から見えてきた“寄り道プレイでゆるく育つ時間”をお話しします。
この記事を読むとわかること
- 寄り道しながらアムリタを楽しく集める時間の話
- 御前仕合や奈落獄で感じた挑戦と癒しのプレイ体験
- 効率よりも“楽しむこと”で自然に強くなるよもぎ流の考え方
気分で選ぶアムリタ稼ぎルート
『仁王2』を長く遊んでいると、どうしても「効率よく稼ぐルート」を探してしまいがちなんですよね。
でも、あるときふと、「今日はどこ行こかな〜」って気分でステージを選んでみたら、思いのほか楽しくて。
それ以来、私はその日の心の状態で行き先を決めるようになりました。
強敵のいない穏やかなステージを選んで、肩の力を抜いて歩く。
敵を倒すというより、景色の中を漂うような感覚です。
アムリタが貯まることより、「今日もこの世界を楽しめたなぁ」って気持ちのほうが大事になっていきました。
ゲームを“作業”として見ていた頃とは違う。
この時間は、少し疲れた心を癒やしてくれる“散歩”みたいなものです。
安全なステージをぐるぐる
私がよく回っていたのは、敵の動きが穏やかで、景色が明るいステージ。
雑魚敵を倒しながらふらっと歩くだけでも、意外とアムリタが増えていきます。
「え、こんなに入ってたん?」って、後から気づいて笑ってしまうことも多いです。
一時期は「強敵を倒さなきゃ成長できない」と思い込んでいたけれど、今は“安心して続けられるペース”こそが、いちばんの強さやと思うようになりました。
どんなゲームでも、長く続けていると、こういう“呼吸の合う場所”が見えてくるんですよ。
特に私のお気に入りは、中盤のサブミッション「人禍の風」。
ここは道場ステージになっていて、出てくる相手も人型だけ。
ほとんど移動せず目の前の相手と向き合うだけなので、歩き回る必要がなくて気楽なんです。
ぐるぐる周回というより、“軽い手合わせを繰り返す”みたいな感覚で遊べるのが心地よくて。
他にも、特定の常闇を避けて回れるメインミッションや、一本道で迷わないサブミッションは、まさに“散歩コース”。
とくに人型は装備のドロップ率が高めなので、アムリタだけじゃなく、装備バッグが自然と潤うのも嬉しいポイントです。
運動会BGMでテンションアップ
BGMは、私の寄り道プレイに欠かせない相棒です。
お気に入りは運動会の定番「クシコス・ポスト」。
この曲を流すと、なぜか心が軽くなるんです。
敵に囲まれても、テンポのいい音楽が流れているだけで、緊張よりも笑いが出る。
画面の向こうで手甲を振りながら、「よっしゃ、もう一周いこか!」って、まるで運動会のリレーみたいな気持ちになるんです。
効率を意識してた頃にはなかった、純粋な“遊びの楽しさ”が戻ってくる瞬間。
これがあるから、私は『仁王2』をやめられないんやと思います。
“優先ドロップ”でちょっとワクワク
寄り道をしているうちに、欲しかった装備がふと落ちる。
そんな偶然の嬉しさが、このゲームの醍醐味です。
小物に「優先ドロップ」を付けると、狙っている装備が出やすくなることがあります。
それを知ってからは、毎回ちょっとワクワクしながら遊ぶようになりました。
「出た!」って瞬間の小さな喜びが、私にとってのモチベーション。
気がつけば、“稼ぐために遊ぶ”ではなく、“遊んでいたら稼げていた”。
そんな自然なサイクルができていて──
この感覚が、長くこの世界を歩いてきた私が見つけた、いちばん心地いい遊び方です。
小物に付く「優先ドロップ(武器)」や「優先ドロップ(防具)」は、落命した血刀塚や敵から、狙ったカテゴリーの装備が出る確率を少しだけ底上げしてくれる効果。
「どうしてもこの武器の特殊効果がほしい」「同じ装備を重ねて強化したい」そんなとき、この効果をひとつ入れておくだけで、“寄り道しながら目的に近づいている感覚”が生まれるんです。
無理に周回しなくても、ふらっと遊んでいるだけで欲しい装備と巡り会える──このゆるさがすごく好きなんです。
御前仕合で感じた“挑戦のたのしさ”
『仁王2』を長く遊んできた中でも、御前仕合は特に思い出深い場所です。
漆黒のサムライさんにはもう何千回もお世話になってて、いまでは「今日もよろしく〜」って気持ちで挑むのが日課みたいになっています。
最初のころは手も足も出なかった相手やけど、今では動きの癖もだいたいわかってきて、“呼吸を合わせて戦う”みたいな心地よさがあるんです。
それでも、毎回どこかに新しい発見があって飽きない。
この“慣れた相手との静かな挑戦”が、私の御前仕合の楽しみです。
遊び心で軽装チャレンジ
何度も戦っていると、だんだん勝ち方が見えてきて、そのうち「もうちょっと遊んでみよか」と思う瞬間がくるんです。
そんな時期にやってしまったのが、“防具全部外して挑戦”。
初めて軽装で立ったときは、風をまとったような軽やかさが気持ちよくて。
でも、相手の一撃を受けた瞬間、「あっ、これあかんやつや」と(笑)。
それでも何度か挑んでいくうちに、ひらりとかわして一発を入れた時の達成感が格別で。
やられても笑える、そんな“挑戦の余白”が好きなんです。
長く遊んでいると、「勝つ」よりも「挑む」こと自体が楽しくなってくる。
そう気づけたのも、この軽装チャレンジがきっかけでした。
BGMが気持ちを支えてくれる
私の御前仕合は、いつもBGMつき。
運動会の定番「クシコス・ポスト」を流すと、空気が一気にゆるむんです。
張り詰めた緊張の中で、あの陽気なメロディが流れると、もう真剣なのかふざけてるのかわからなくなって、自然と肩の力が抜ける。
手甲を交える音と、軽快なリズムが重なって、「なんやこれ、運動会やん!」って笑いながら戦ってる自分がいる。
このギャップこそが、私にとっての“御前仕合のリズム”。
真剣なバトルの中にも、ちゃんと笑える余白がある。
そういう瞬間があるから、どれだけやられても、また挑みたくなるんです。
奈落獄で味わう“静かな充実感”
奈落獄に入ると、最初はその静けさが怖かったけど、今はもう慣れてしまって、むしろ落ち着くんです。
この“張りつめてるのに安心できる”感覚がまたいい。
焦らず、奥へ進むよりも、「今日は1階だけでええか」くらいの気持ちで。
自分のペースでゆっくり歩くと、戦いの合間にふっと心が整っていくのがわかります。
奈落獄は、私にとって“修行の場”というより、“静かに深呼吸できる場所”なんです。
小さな成果が積み重なる時間
最初に奈落獄に挑んだときは、「きっと大変なんやろな」と身構えていました。
そして実際に潜ってみたら、やっぱり大変やった。
敵の攻撃も重いし、油断したらすぐやられる。
でも不思議と、それが嫌じゃなかったんです。
少しずつ敵の動きを覚えて、自分のペースで進めるようになっていく。
倒せそうな相手だけを選びながら、ひとつずつ進むたびに、
「あ、前よりうまく動けてる」って実感がある。
この“苦労の中で手応えを感じる瞬間”が、奈落獄のいちばんの魅力やと思います。
音楽とともに楽しむ稼ぎ時間
奈落獄にいるときも、私の相棒は「クシコス・ポスト」。
重たい空気の中で、あの明るいメロディが流れると、思わず笑ってしまいます。
「クシコス・ポスト」が流れた瞬間、「あ、運動会はじまったわ〜」って心の中で笑う。
その軽さが、長く続けるコツなんです。
そして、小物に「優先ドロップ」を付けておくと、ほしい装備がぽろっと出ることもあって。
そんな瞬間に、「今日もええ寄り道したなぁ」って思える。
効率や数字よりも、“気持ちよく遊べたかどうか”。
奈落獄の底で、それを改めて感じました。
きっとこの場所は、ただの稼ぎ場やなくて、心を整える小さな旅路なんやと思います。
まとめ:寄り道の先に、強くなる自分がいた
振り返ってみると、どの稼ぎ方も「効率のため」やなかったんです。
ただ、自分のペースで楽しみたかっただけ。
それでも気づけば、ちゃんと前に進んでいて、いつのまにか強くなっていた。
「寄り道ばかりしてる」と思ってた時間が、実はいちばん大事な時間やったんやと思います。
あのとき悩んだことも、笑いながら周回した夜も、今では全部“私の成長の一部”になってる。
アムリタ稼ぎは“作業”やなくて、“遊びの延長”。
楽しんでるうちに結果がついてくるのが、『仁王2』の不思議な魅力です。
長くこの世界を歩いてきて思うのは、「前に進む方法はひとつじゃない」ということ。
寄り道して、笑って、たまに立ち止まって──
それでもちゃんと進んでいける。
それが、私の『仁王2』の好きなところなんです。
この記事のまとめ
- 『仁王2』で寄り道を楽しみながら自然に強くなる体験を紹介
- アムリタ稼ぎや装備集めを“作業”ではなく“遊び”として楽しむ視点
- 気分で選ぶ周回やBGM「クシコス・ポスト」で気持ちを切り替える工夫
- 御前仕合や奈落獄など、それぞれの場所で感じた挑戦と癒しの瞬間
- 効率よりも“気分”を大切に、自分のペースで進む楽しさを伝える内容
- 寄り道の中にも成長があり、楽しむことが力になるというよもぎ流の哲学


