大嶽丸や黄泉雷神に挑んだとき、「攻撃が強すぎて、もう勝てる気せぇへん…!」って思ったこと、ありませんか?
私もまさにその状態でした。何度挑んでも体力が一瞬で消えて、「もう無理やろ…」とコントローラーを置いたこともあります。
メインキャラではすでに奈落獄の深部まで到達していたんですが、ふと「サブキャラで最初からやってみよう」と思ったんです。
今度は焦らず、“しんどくないやり方”を探してみようと。
それで、防御を意識した装備を試したら──びっくりするほどあっさり勝てました。
同じ相手なのに、心の余裕も戦い方もまるで違っていて、「戦い方を変えるだけでこんなに違うんや」と驚きました。
この記事では、そのサブキャラでの体験をもとに、“力尽きずに戦い抜けた安心感”と“守る戦いの心地よさ”をお話しします。
この記事を読むとわかること
- 防御寄りの装備で挑んで気づいたこと
- 攻め方よりも“守り方”を変えることで生まれる心の余裕
- 焦らず戦うことで見えてくる、“自分らしい戦い方”
【防御ビルド解説】属性防御を意識するだけで戦いのしんどさはどう変わるか
大嶽丸や黄泉雷神に向き合うとき、多くの方が感じるあの圧。
「攻撃が強すぎて、どう立て直したらええんやろ…」という戸惑い、私も例外やなかったんです。
けれど、長い時間をかけて奈落獄の深部まで潜り、さまざまなビルドを試した結果──
戦いの安定を支えるのは火力より“属性防御”やと確信するようになりました。
ここでは、その手応えをサブキャラで再検証した際の体験を交えながら、「属性防御を意識するだけで何がどう変わるのか」を、具体的にお話しします。
属性防御を意識する前と後で変わったこと
メインキャラで挑んでいた頃の私は、防御力の数値ばかり見ていて、属性のことは「まぁそのうち何とかなるやろ」くらいに思っていました。
でも、奈落獄で何十回、何百回と積み重ねていく中で、属性攻撃こそが“安定を崩す最大の要因”だと身に染みたんです。
そこでサブキャラでは最初から属性防御をしっかり整えて挑んだところ──
同じ大嶽丸、同じ黄泉雷神なのに、体感がまるで違う。
「え、こんなに落ち着くん?」と、思わず笑ってしまうほど。
属性の圧がやわらぐだけで、戦い全体がやさしくなる瞬間でした。
サブキャラで意識した「最初の一歩」
サブキャラを作ったとき、私は明確に自分へ言い聞かせたんです。
「焦らんと、まずは“整える”ところから始めよ」と。
奈落獄で得た膨大な経験をそのまま基盤にして、最初から属性防御を積んだビルドにしたら──戦闘前の心の構えが驚くほど整いました。
相手の大技が飛んできても慌てへんし、体力が減っても「はいはい、ここで呼吸整えよか」と自然に立て直せる。
攻めるために準備するのではなく、“自分のリズムを保つために整える”という発想に切り替えるだけで、景色はほんまに変わります。
これは、長く仁王2を遊んできたからこそ気づけた視点やと思っています。
属性攻撃が怖くなくなると何が変わるか
属性攻撃をしっかり軽減できていると、雷の爆発も、水の渦も、火の波も──
「あ、来たな」の一言で受け止められるようになります。
以前は警戒しすぎて体がガチガチになり、余計に被弾を呼んでいた場面でも、今ではスッと体が動く。不思議なくらい自然に。
焦りが抜けていくと、大嶽丸の荒々しいステージもどこか静かに見えてくるんです。
“怖さ”ではなく“整ってる感覚”が勝つと、戦いの世界がこんなにも優しく変わるんやなと、深く実感しました。
これは数字や理屈だけでは伝えきれない、1000時間以上の積み重ねの中でようやく掴んだ感覚のひとつです。
次は、このあと実際に組んだ防御ビルドがどんな構成やったのか──
具体的な中身を詳しく紹介していきますね。
【仁王2 防御ビルド】大嶽丸・黄泉雷神に通用した構成の全体像
大嶽丸や黄泉雷神に挑むとき、正攻法で属性攻撃を避け続けるのはほんましんどいです。
そこで私がサブキャラで使ったのが、防御に寄せた「楯無」中心のビルド。
派手な属性攻撃をほとんど気にせず、殴り合いに持ち込めるのが大きな強みでした。
このビルドはシンプルに言えば「耐えて、回復して、叩く」。
一見地味なんですけど、属性攻撃が怖くなくなるだけで戦いやすさが段違いなんですよ。
楯無5つ揃えを軸にした装備選びのポイント
今回のビルドの中心は「楯無」。
防御寄りのセット効果が特徴で、属性の被ダメージを大きく減らしてくれます。
私が組んだときは、サブキャラでもいきなり火力を盛るより、まずはこの「楯無5つ揃え」で土台を固めるところから始めました。
属性被ダメージ90%近くまで軽減するための積み上げ方
ポイントは「装備・小物・守護霊・魂代・所属・称号」を重ねて、どんどん属性耐性を積み上げていくことです。
実際に組んだときの内訳はこんな感じでした。
| 要素 | 内容・狙い |
|---|---|
| 楯無(5つ揃え) | 5つセット効果で 属性被ダメージ -20% を獲得 |
| 胴装備 | 属性被ダメージ軽減付き を採用 |
| 小物×2 | 焼き直しで 属性被ダメージ軽減 を付与(合計で約8〜12%ほど) |
| 守護霊・玄武 | 加護効果で 属性被ダメージ -15% |
| 魂代・大入道 | 継承効果で 属性被ダメージをさらに軽減 |
| 所属・大谷家 | 家紋効果で 属性被ダメージ軽減 を追加 |
| 阿形称号 | 称号効果で 属性被ダメージ軽減 をさらに底上げ |
これらを積み重ねることで、属性攻撃の被ダメージを 90%近くまで上げることが可能 になります。
雷攻撃はもちろん、大嶽丸が切り替えてくる火や水の攻撃までほぼ無効化に近い状態に。
「さっきまで一撃でやられてたのに、今はほとんど減らへんやん!」っていう安心感があります。
殴り合いでも倒れにくくなる回復手段の入れ方
防御に寄せるだけでは長期戦がつらいので、武器と魂代にも回復要素を組み込みました。
- 武器に「近接攻撃で体力回復」を付与
- 魂代「黄泉醜女」で「アムリタ吸収時に体力回復」を発動
これで削られても立て直しやすく、安定感が一気に増します。
実際の戦闘中は、殴っているだけでじわじわ体力が戻っていくので、「仙薬を切らしてジリ貧になる」という不安がかなり薄れました。
ステ振りの考え方|体・剛・呪をどう配分したか
ステータスは、サブキャラでも最初から「硬さ」と「装備枠」を意識して振っていました。
体: 最大体力とタフさを確保
剛: 楯無を重くなりすぎず着られるラインまで。装備重量は60%〜70%(Bランク)を目安に調整しました
呪: 魂代や妖怪技の伸びを意識して振る
特に剛は、装備重量が重すぎて動きが鈍くならないように、Bランク(60〜70%)の範囲に収まるよう意識していました。
参考までに、このときのサブキャラのレベルと基本能力値はこんな感じでした。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| レベル | 584 |
| 体 | 200 |
| 心 | 100 |
| 勇 | 55 |
| 剛 | 76 |
| 武 | 139 |
| 技 | 10 |
| 忍 | 12 |
| 呪 | 34 |
数値だけ見るとかなり振り切った構成ですが、「体でタフさを確保しつつ、剛で楯無を着こなして、武と呪で火力と妖怪技を底上げする」というイメージで組んでいました。
【楯無の入手方法】防御ビルドの土台になる装備を集める手順
「このビルドええやん!」と思っても、肝心の楯無が手元になかったら始まりませんよね。
けど大丈夫。
楯無は暗影篇のサブミッションから手に入るので、レアすぎて困る…なんてことはありません。
私も最初は「どこで落ちるんやろ?」って探してたんですけど、条件さえ満たせばちゃんと周回できる形で用意されてました。
暗影篇サブミッション「墜ちた巨星」で楯無を狙う
楯無は、暗影篇に出現するサブミッション「墜ちた巨星」で入手できます。
物語をある程度進めると解放されるサブミッションのひとつで、条件を満たせば挑戦できるようになります。
「墜ちた巨星」を出すために必要な3つのサブミッション
「墜ちた巨星」を解放するには、以下の3つのサブミッションを先に達成する必要があります。
- 「半妖名裁き」(覚醒篇)
- 「習いの中で」(暗影篇)
- 「影の使命」(暗影篇)
これらをクリアすると「墜ちた巨星」が暗影篇に出現します。
「やっと出た〜!」って瞬間はちょっと嬉しいです。
周回で楯無を集める流れと体感ドロップ事情
初回クリア時は別の報酬ですが、2回目以降に挑戦すると楯無が報酬として手に入ります。
ここを周回することで、防御ビルドの土台を整えることができます。
「欲しい装備を自分で掘れる」っていうのは、やっぱり安心感ありますね。
【ビルド手順】楯無×属性軽減で“鉄壁仕様”に仕上げるまで
楯無を手に入れたら、あとは他の要素と組み合わせて“鉄壁の防御ビルド”に仕上げていきます。
私が実際に組んでみた流れを、そのまま紹介してみますね。
「こんな積み上げ方するんか〜」って参考になれば嬉しいです。
楯無5つ揃えで属性被ダメージ -20%にする
楯無を5部位揃えることで「属性被ダメージ -20%」が発動します。
これが防御ビルドのベースになってくれて、ここからじわじわ安定感が出てきます。
小物・玄武・大入道・大谷家・阿形称号でさらに属性軽減を積む
楯無だけでも十分強いんですが、さらに積み上げることで属性攻撃がほとんど効かなくなります。
私が実際に組み込んだ要素はこんな感じです。
| 要素 | 効果内容 |
|---|---|
| 小物×2 | 焼き直しで 属性被ダメージ軽減 を付与 |
| 守護霊・玄武 | 加護効果で 属性被ダメージ -15% |
| 魂代・大入道 | 属性被ダメージをさらに軽減 |
| 所属・大谷家 | 家紋効果で 属性被ダメージ軽減 を追加 |
| 阿形称号 | 称号効果で 属性被ダメージ軽減 をさらに底上げ |
この組み合わせで属性攻撃がほとんど怖くなくなり、
「さっきまで雷一発でやられてたのに、今はゴリ押ししても大丈夫やん!」ってなる一歩手前まで行けました。
回復要素の入れ方|武器オプション&黄泉醜女魂代
- 武器に「近接攻撃で体力回復」を付与
- 魂代「黄泉醜女」で「アムリタ吸収時に体力回復」を発動
削られてもすぐに体力が戻るから、安心して殴り合えるんです。
「耐えて、回復して、叩く」──シンプルやけど、安定感は抜群でした。
ここまでが「ビルドそのもの」の話。ここから先は、そのビルドで実際に挑んだときの心の動きや、戦っていて感じたことを、いつものよもぎ口調でそのままお話ししていきます。
耐えることが「整える」に変わる|防御ビルドならではの立ち回り
メインキャラの頃は、どんなボスにも「早く倒したい」と焦っていました。
でも、サブキャラでは最初から「耐える」ことを前提にしていました。
「耐えて、回復して、また叩く」──それを丁寧に繰り返すうちに、いつのまにか焦りがすっと消えていったんです。
属性攻撃をしっかり防げるだけの備えがあるから、慌てる理由がない。
相手の大技を受けても、体力はほとんど減らへんのに「あいた〜」って声が出る。
痛くもないのに、もう口ぐせみたいなもんですね。
それでも落ち着いて立て直せる自分に、なんやちょっと笑ってしまいました。
“耐える”というより、“整える”に近い感覚でした。
守ることが目的やなく、自分のリズムを保つための選択。
そのことに気づいた瞬間、戦いそのものが静かで心地よいものに変わりました。
長期戦でも安心して殴り合えるようになる理由
体力を削られても、落ち着いて立て直せる──それだけで、戦いの緊張感がやさしくほどけていくのを感じました。
サブキャラでは、どんな長期戦でも「まだ大丈夫」と思える余裕がありました。
それは、準備を重ねた“確かな安心感”が支えてくれていたからです。
焦って力尽きていた頃から比べると、ほんまに変わりました。
強くなったというより、うまく呼吸できるようになった感覚に近い。
“守る”って、消極的なことやなくて、自分のペースを整えるためのいちばん前向きな選択なんやと、今では思っています。
【実戦レポ】防御ビルドで大嶽丸・黄泉雷神に再挑戦してわかったこと
メインキャラでは何度挑んでもやられて、心が折れかけたあの二人。
それでもどこかで引っかかってて、「あの戦い、もう一度やってみようかな」と思ったんです。
奈落獄の深部まで潜った身として、もう少し違う景色が見える気がして。
そうしてサブキャラを作り、防御重視の構成で挑んでみたら──驚くほどあっさり勝てました。
「え、こんなに変わるん?」って、思わず笑ってしまったほど。
かつては怖かった攻撃が、今では“あぁ、来た来た”って落ち着いて見られる。
この瞬間、「経験って、ちゃんと積み重ねになるんやな」と実感しました。
大嶽丸戦|火・水・雷のごり押しに防御ビルドでどう対応したか
火も水も雷も、メインキャラのときはあのモーションが見えた瞬間に身構えてました。
「来る、来る、来る…!」って心の中で叫びながら、体もカチカチ。
ほんま、警戒しすぎて逆に動けなくなってたんです。
でも今回は違いました。
「おっ、雷きたきた。次は水かな?」みたいな感じで、すっかり実況モードでした。
あんなに身構えてた相手やのに、気づけば笑いながら見てました。
奈落獄で何度も積み重ねた“耐える”感覚が、体に染みついてたんやと思います。
焦らんと、怖がらんと、タイミングを見て立て直す。
そのリズムを、体が覚えていたようです。
黄泉雷神戦|雷攻撃を怖がらずに立ち回るための工夫
黄泉雷神の雷撃、あの迫力は何度見ても心臓が跳ねます。
けど今回は、雷鳴が響くたびに「綺麗やなぁ」と感じたんです。
属性防御を重ねていたからこそ、恐怖よりも美しさが勝った。
“恐怖が感動に変わる瞬間”って、こういうことかもしれません。
画面いっぱいに広がる雷の光、その中で立ち尽くしながら、私は不思議と穏やかでした。
倒すためだけじゃない、“向き合う楽しさ”を久しぶりに思い出しました。
「うまく倒す」より「自分のペース」を優先したらラクになった話
メインキャラの頃は、勝ってもどこか疲れていました。
「うまくなりたい」「早く倒したい」って気持ちが先に立って、楽しむ余裕をなくしてたんかもです。
でもサブキャラでは、“焦らず、粘って、立ち直る”という自分らしいテンポで戦えた。
どんなに押されても、落ち着いて体力を立て直せる──その安心感が、心まで安定させてくれました。
戦いながら思いました。
「あぁ、私こういう遊び方が好きやったんや」って。
勝ち負けの先にある“手応えの心地よさ”。
その感覚を取り戻せた瞬間、「あぁ、やっぱり仁王2がすきなんやなぁ」って思いました。
【まとめ】攻めより「整える」でラクになる──大嶽丸・黄泉雷神攻略の考え方
「勝てへん」と感じたときって、つい攻め方ばかり考えてしまうんですよね。
というか、どうしていいか分からへんくなる。
私もそうでした。
何度もやられては、「次こそもっと速く、もっと上手く」と焦ってばかり。
けど、あのサブキャラで防御を重ねてみたとき──
初めて、“守る”ってこんなに気持ちが楽になるんや、と心から思いました。
無理に立ち向かわなくても、ちゃんと立て直せる。
倒れるたびに、少しずつ呼吸が整っていく。
その積み重ねが、自分のペースを取り戻すきっかけになったんです。
あの頃はただの壁やと思ってた大嶽丸と黄泉雷神も、今では「ようあそこまで頑張ったな」って、どこか懐かしく思える存在になりました。
戦い方を変えるというのは、きっと“心のリズム”を変えること。
焦らず、力尽きてもまた立ち上がる──そのサイクルの中に、ゲームを超えた「自分らしさ」が見えてくる瞬間がありました。
つまずいたときは、「耐えて、回復して、また叩く」。
それでええんです。
寄り道のようでいて、いちばん確かな前進やと思います。
この記事のまとめ
- 防御を意識しただけで、大嶽丸と黄泉雷神との時間が少し穏やかになった
- 「攻める」より「整える」ことで焦りが消え、心が落ち着く
- サブキャラで気づいた、自分のペースを取り戻す戦い方
- “耐えて、回復して、また叩く”というよもぎ流のリズム
- 防御を意識することで、ゲームがもっとやさしく、楽しくなる!


