仁王2は、私が1000時間以上遊んできた“超高難易度ゲーム”です。
やり込みの中で気づいたのは、正面から挑むだけが楽しみ方やないということ。
私はいつも「勝てない敵はあとまわし」。
寄り道しながら装備を拾ったり、アムリタを集めたりして、気づけば自然と強くなっていました。
無理せず遠回りしたほうが、あとから挑んだときに「あれ?意外とあっさり勝てたやん」と思えることも多いんです。
今回はそんな“寄り道で楽になる戦い方”を、私の実体験をまじえてお話しします。
この「あとまわし&寄り道プレイ」を取り入れてから、私の中ではこんな変化がありました。
- メインミッション1本あたりのクリアにかかる時間が、体感で1〜2割くらい短くなった
- 「もうやめようかな…」と思うくらい気持ちが折れそうになった回数が、感覚として半分くらいに減った
- 周回ついでに装備やアムリタが自然と貯まり、気づけばボス戦前にやる準備がシンプルになった
この記事では、こうした変化につながった具体的な行動のコツも、できるだけ数字や目安をまじえてお伝えしていきます。
この記事を読むとわかること
- 仁王2でつまずいた瞬間に、私が大事にしている気持ちの整え方
- 寄り道やあとまわしが結果的に強さへつながる理由
- 忍術・陰陽術がくれた“心に余裕が生まれた理由”
- 【実体験】寄り道プレイでレベル上げ・装備集めにかかった時間と効率の目安
- 「勝てない敵はあとまわし作戦」を判断するための、レベル・被ダメージの具体的な基準
- アムリタ周回や木霊集めなど、私がよく使っている寄り道ルートと活用の仕方
- 慣れていないうちから役立つ、忍術・陰陽術のおすすめ構成と使いどころ
勝てない敵はあとまわし作戦で気楽に進もう
ボス戦って、いまだに「ちょっとぉ〜!強すぎるやろ!」って声が出てしまうんです。
このゲーム、ほんま容赦ない。
でも、そこで突っ込んでやられるのは、昔から何度も経験してきました。
だからこそ、ある日から考え方を変えたんです。
「今日はご縁がなかったわ」──そう言ってスッと引く。
たったそれだけで、心に余裕が生まれました。
力でねじ伏せることだけが仁王2やない。
自分のペースを守ることも立派な“戦い方”なんです。
この「あとまわし作戦」に切り替えてから、プレイ時間の質がぐっと上がりました。
焦りが消えて、負けたあとも「次はどう立て直そうか」と自然に考えられるようになった。
気づけば、楽しみ方そのものが変わっていたんです。
ここで、私が実際に使っている「あとまわし作戦」の判断基準も、先に共有しておきます。
- ボスの攻撃を2〜3発もらっただけで力尽きる → いったんあとまわし候補
- レベルがエリア推奨より3〜5くらい低い感覚なら → 他のミッションでアムリタ&装備集め
- 手持ち装備が「このボスに刺さる属性・状態異常」を持っていない → それを探すまで保留
だいたいこの3つのどれかに当てはまったら、私は迷わず別のミッションに寄り道します。
やられかけたら即「退却〜!」でOK
私にはひとつ、ずっと続けている“儀式”があります。
強敵に押されはじめた瞬間、「退却〜!」って声に出して逃げるんです(笑)
一見ただの逃げやけど、私にとっては“呼吸を整えるスイッチ”。
画面の向こうで深呼吸しながら、「よし、今はまだその時ちゃうな」と自分に言い聞かせます。
すると、ただの撤退が次への準備に変わるんです。
仁王2を長く続けてきて思うのは、勝負のうまさよりも、気持ちの立て直し方のほうが大事ってこと。
逃げてもええ、退くのも戦略のひとつ。
そう割り切れるようになったとき、私はこのゲームを本当の意味で楽しめるようになりました。
具体的には、「退却〜!」のあとで私はこんな小さなチェックをしています。
- さっき中ボスの攻撃パターンで、まだよく分かっていない動きはなにか
- そのパターンにだけ強い装備や術を、あとから用意できないか
- 次に挑むときまでに、レベルをあと2〜3ほど上げる目安を決めておく
こうやって「次にやることリスト」を軽く決めておくと、ただの撤退が準備ターンに変わります。
勝てる敵とだけ戦うメリット
私はいつも、“いまの自分で勝てる敵”とだけ向き合うようにしています。
……まぁ、1000時間超えてもこの癖は治ってへんけどな(笑)
でも、これが意外と効率的なんですよ。
勝てそうな相手と戦うことで、少しずつ装備も整い、戦いの勘も磨かれていく。
無理をして力尽きるより、確実に積み重ねていくほうが、自分の中に「続けたい」という気持ちが残ります。
仁王2って、“進むこと”より“続けること”のほうが難しいゲームです。
だからこそ、いま楽しめる範囲で遊ぶ。それが、長く付き合うコツなんやと思います。
私なりに「勝てる敵とだけ戦う」ための、ざっくりしたラインはこんな感じです。
- 通常雑魚戦なら、敵の攻撃を1〜2回もらってもまだ立っていられる → 周回OKライン
- 社からボスへ向かう途中で体力が半分以下になったら、いったん社に戻るようにしています。
- 装備や守護霊が、そのエリアの属性・状態異常に合っている(例:雷が多いなら雷耐性を上げる)
逆に、これを満たせていないときは「今日は別のミッションで準備しよか」と、無理をしないようにしています。
後から挑めば楽に勝てる理由
あれほど苦戦したボスに、後日挑んであっさり勝てたときのことは、今でも鮮明に覚えてます。
心の中で思わず「え、うそやろ?」ってつぶやいたくらい。
その瞬間、体が自然に動いている感覚があって、あの時の“寄り道”がちゃんと身になってたんやと実感しました。
焦らず遠回りした時間も、ちゃんと力に変わってた。
この積み重ねの実感こそが、私が仁王2を長く続けてこられた理由です。
一歩引くことを怖がらず、マイペースで向き合う。
それが結局、いちばん気楽で、いちばん強い遊び方なんやと思います。
もう少しゲーム的な理由を添えると、あとまわしにすることでこんな変化が起きています。
- 寄り道のあいだにアムリタを稼いで、体力や防御のステータスを数段階伸ばせる
→ 以前は一撃で力尽きていた攻撃に、ギリギリ耐えられるようになる - 別のミッションで属性の合う武器・防具・守護霊が手に入り、ボスの弱点を突けるようになる
- 周回中にさまざまな敵の攻撃パターンに触れることで、回避のタイミングや距離感の経験値が増える
見た目はただの「レベル上げ・装備集め」でも、実際にはステータス・装備・自分の経験の3つが一緒に積みあがっています。
そのトリプル効果が、あとからボスに挑んだときの「あれ、急に楽になった?」につながるんやと思います。
寄り道で装備を整えるのも立派な攻略
仁王2を何百時間も遊んできて感じたのは、「このゲームは、寄り道がいちばん奥深い」ということです。
強敵を倒すことだけが目的やと思ってた頃もあったけど、実は違いました。
ふと立ち寄った場所で思わぬ装備が出たり、知らんうちにアムリタが貯まっていたり。
そんな“道草の時間”が、あとになって自分を支えてくれる瞬間が何度もあったんです。
仁王2って、戦うことより「どんな気持ちで歩くか」を教えてくれるゲームやと思います。
焦らず、寄り道を楽しむ。
その積み重ねこそが、ほんまの意味での攻略なんやと今では感じています。
「寄り道で装備を整える」と言っても、やみくもに走り回るわけではなくて、私はだいたいこんな方針で動いています。
- クリアしやすく、道中が短めのサブミッションを「アムリタ周回スポット」として決める
- 落ちる敵の種類で、「欲しい防具のシリーズ」や「欲しい性能」が出やすい場所を何か所か覚えておく
- 1周の目安時間を決めて、10〜15分×数周くらいの単位で軽く回す
このくらいのゆるいルールでも、十分「寄り道=ちゃんとした攻略」になります。
アムリタを集めながら気づいたこと
長く遊んでいると、レベルアップの数値よりも“自分の変化”のほうが嬉しくなる瞬間があります。
私も、アムリタを拾いながらふと「前より落ち着いて立ち回れてるなぁ」と感じたとき、「ああ、積み重ねってこういうことか」と心の中でしみじみしました。
強くなってるのはキャラやなくて、自分自身やったんです。
仁王2を1000時間以上続けてきて、ようやくその感覚が腑に落ちました。
数字や効率を追うより、自分の変化を感じられる――それが、このゲーム最大のご褒美やと思います。
アムリタ集めをするとき、私がよく意識しているポイントはこんな感じです。
- 道中の敵が人型中心で、倒しやすいサブミッションを周回スポットにする(1周5〜10分くらいを目安)
- アムリタの獲得量アップ系の装備・魂代を1つは入れておく
- 「〇レベルまで上がったら一度ボスに挑戦する」と、寄り道の終点をざっくり決めておく
こうやって「どこを回るか」「いつ終わるか」を決めておくと、アムリタ集めがただの作業になりにくいです。
「よし、あと1周で今日はおしまい」と区切りをつけやすくなるので、心の消耗も少なく済みます。
木霊ちゃん探しで気持ちがやわらぐ
木霊ちゃん探しは、私にとって戦いの合間の“深呼吸タイム”です。
マップを歩きながらあの小さな姿を見つけると、心の緊張がふっとほぐれていくんです。
「あ、こんなところにおったんやなぁ」って笑ってしまうあの瞬間。
そのやさしさに何度救われたかわかりません。
仁王2の世界は厳しいけれど、その中にこういう“癒しの居場所”があるのが好きなんです。
木霊ちゃんを探す時間は、強さを追うためやなく、心を取り戻すための寄り道。
それもまた、私の中では立派な攻略のひとつです。
しかも木霊ちゃんは、メンタルだけやなくゲーム的なご利益もくれます。
- 各エリアで木霊を集めると、社で持ち歩ける回復薬の上限が増える
- 「薬寄せ」の加護をつければ、敵からの回復薬ドロップも増えて、ロングランのボス戦でも粘りやすくなる
私はよく、強敵に挑む前に「まだ木霊ちゃん探しきれてへんし、今日はそっち行こか」と寄り道します。
結果的に回復面が安定するので、「木霊集め=心も装備も整える準備運動」みたいな感覚になっています。
奈落獄でも通じる寄り道精神
奈落獄の深部まで潜ったとき、私は改めて思いました。
「無理をしない」って、ほんまに大事やなって。
全部の敵を倒そうとせず、戦えそうな相手だけ相手にして、あとはスルーする。
そうやって“自分のペース”を守ることで、奈落獄の息苦しさがすっと軽くなっていったんです。
寄り道しながら進むと、張りつめていた気持ちがやわらぎ、世界の見え方まで変わる。
深い場所でも、自分の流儀を貫くと心が穏やかになるんです。
それが、私が仁王2を長く楽しみ続けてこられた一番の理由かもしれません。
奈落獄では特に、
- 全フロアの敵を片づけることは目指さず、「危なくないルート」だけを見つける
- 装備厳選や魂代集めに向いたフロアを見つけたら、そこであえて足を止めて周回する
- 「今日は○階層まで」と決めて、深追いしない
この3つを意識するだけでも、かなり気持ちがラクになります。
奈落獄すら「自分のペースで歩ける場所」に変わっていくので、ほんま不思議なもんです。
忍術・陰陽術は後から取り入れても十分役立つ
仁王2を1000時間以上遊んできた中で、私が一番「もったいなかったなぁ」と感じたのが、この忍術と陰陽術です。
最初のころは「難しそうやし、なくても進めるやろ」と思い込んでいました。
けど、ある日ふと気まぐれで触ってみたら――「なんやこれ、世界変わるやん!」と声が出ました。
戦い方が変わるというより、“心の持ちよう”が変わったんです。
忍術・陰陽術って、ただの補助スキルやなくて、プレイヤーの気持ちに余裕をくれる存在なんやと気づきました。
今振り返ると、あの一歩が私の仁王2体験をまるごと塗り替えたと思っています。
遅れて知る喜びって、ほんまにあるんですよね。
ここからは、「まだ忍術や陰陽術にあんまり触れてこなかった人」に向けて、私が助けられた具体的な術も少しだけ紹介していきます。
使わなくても進めるけど…
私は長いあいだ、忍術も陰陽術も封印していました。
攻撃一辺倒で突っ込んで、やられて、また挑んで……その繰り返し。
それが仁王2の“正しい遊び方”やと信じてたんです。
でもあるとき、気まぐれで術をひとつ使ってみた瞬間、思わず笑ってしまいました。
「うそやん、こんなに気持ちが軽くなるん?」って。
攻撃を避ける余裕が生まれて、戦いが“楽しくなる”という感覚を久々に思い出したんです。
それまでは「どう勝つか」ばかり考えていたけれど、忍術・陰陽術を使い始めてからは、「どう遊ぶか」を考えられるようになりました。
仁王2を長く続けてきたからこそ、ようやくその奥深さに気づけたんやと思います。
慣れていないうちから頼りになる“心を落ち着かせてくれる術”として、私がよく使っているのはこのあたりです。
- 遅鈍符…敵の動きがゆっくりになり、回避や立て直しの猶予がぐっと増える
- 変わり身の巻物…一度だけ大きな攻撃を肩代わりしてくれる“小さな保険”
- 護身符…一定時間、被ダメージを抑えてくれる安心バリアのような存在
- 結界符…気力回復が安定して、“あわてへん自分”を取り戻しやすくなる
- 金剛符…耐久が大きく上がり、敵の攻撃に動じにくくなる
- 剛力丹…攻撃の通りが安定して、削りのテンポが落ち着く
このあたりの術を1〜2個でも組み込むだけで、ボス戦で「とりあえずこの術だけかけておこう」という安心のルーティンができます。
それだけで、プレイ中の緊張がふっとほどけて、気持ちがかなりラクになるんです。
途中から覚えて世界が変わった
忍術と陰陽術を本格的に取り入れたのは、夢路(5周目)を過ぎたころでした。
それまで苦戦していた敵が、まるで別の生き物みたいに落ち着いて見えたんです。
「できなかったことができるようになる」──それは単なる強化やなく、“心の余裕が戻る感覚”でした。
仁王2って、腕前よりもメンタルが結果を左右するゲームなんですよね。
だからこそ、この変化がほんまに大きかった。
後から覚えても遅くないし、むしろ“後からやったからこそ”感動できたんやと思います。
たとえば遅鈍符をかけると、ボスの連続攻撃の間隔がゆっくりになって、「ここで一歩下がろう」「ここでだけ攻撃しよか」みたいな区切りがつけやすくなります。
結界符を入れておけば気力の回復がぐっと安定して、焦りがすーっと引いていく。
護身符や金剛符を重ねると「とりあえず一撃くらいなら大丈夫やな」と思えるだけの安心感が生まれます。
そして、もし敵の攻撃が読みづらくて不意に体力が減ったとしても、変わり身の巻物がそっと助けてくれる。
この“小さな保険”があるだけで、前に出る勇気が全然違いました。
さらに剛力丹をひとつ飲んでおくだけでも、攻撃の通りが安定して、戦いのテンポが整うんです。
こうして“逃げ道と安心材料”を自分で用意できるようになると、「今日はこの組み合わせ試してみよか」と、挑む前からワクワクできるようになりました。
術ってただの補助やないんですよね。
私にとっては心を落ち着かせてくれる相棒でした。
正攻法じゃなくても楽しめる戦い方
私はいまだにカウンターが苦手で、避け遅れて「うわっ」ってなることもしょっちゅうです。
でも、そんな自分でもいいと思えるようになったのは、忍術と陰陽術のおかげなんです。
たとえば陰陽術で自分を守りながら戦うと、「もう少し様子見てみようか」と落ち着ける。
忍術を仕込んでおくと、相手が怖くなくなる。
それだけで、戦いの見え方がまるで違うんです。
仁王2は、正攻法で挑むだけのゲームやない。
自分の得意を探して、自分のリズムで遊ぶ余白がある。
それがこのゲームの懐の深さであり、私が1000時間遊んでも飽きへん理由です。
忍術・陰陽術は、単なる攻略手段やなくて、自分を立て直すための魔法なんです。
あのとき、思い切って試してよかった。
遅咲きでも、自分らしい花はちゃんと咲くんやなって、そう思いました。
「カウンターがうまく決まらへん」「近づくのが怖い」と感じたときは、術で自分を守るルートをひとつ用意してあげてほしいなと思います。
それだけで、この超高難易度ゲームの空気が、少しやさしく変わってくれます。
まとめ
- 勝てない敵は後回しで大丈夫。
- 寄り道の積み重ねが自然と力になる。
- 忍術・陰陽術を覚えることで世界が広がる。
- 「強敵はあとまわし。回復してから向かうんが、うちの流儀。」
この3つに、もうひとつだけ付け足すなら、
「困ったときの行動パターンを、あらかじめ決めておく」
ということも、すごく大事やなぁと感じています。
- 勝てないボスに出会ったら → 今日は別ミッションでアムリタ&装備集め
- 心が張りつめてきたら → 木霊ちゃん探しや、短いサブミッションで気分転換
- どうしてもうまくいかないとき → 忍術・陰陽術の構成を見直して、守りを厚くする
こんなふうに、「つらくなったらここに戻ってこよう」というルートをいくつか用意しておくと、仁王2との付き合いがぐっとやさしくなります。
焦らず、寄り道しながら、自分のペースで。
それだけで仁王2は、ぐっと優しく、長く楽しめる世界になります。
今日も無理せず、自分の流儀で歩いていきましょ。
この記事のまとめ
- 勝てない敵は無理に挑まず、あとまわしで心を整える
- 寄り道の時間が結果的に自分の力と経験につながる
- 忍術・陰陽術は遅れて始めても新しい楽しさをくれる
- 焦らず、自分のペースで進むことが仁王2を長く楽しむ秘訣
- 「強敵はあとまわし。回復してから向かうんが、うちの流儀。」

