RIDE4は「現実に最も近い」と評されるバイクシミュレーターです。
ブレーキの力加減やカーブの姿勢ひとつで、挙動が変わるほど繊細。
私はこれまで170時間以上この世界を走りながら、そのリアルな感覚を味わってきました。
けれど、私のRIDE4はレースとは少し違います。
勝ち負けよりも、好きなバイクで好きなコースを、自分のペースで流す時間がいちばん好きなんです。
「あ、今の走り、気持ちよかったなぁ」──そんな瞬間があるだけで十分。
今日は、そんな“のんびり走るRIDE4”の魅力をお話しします。
この記事を読むとわかること
- RIDE4を“レースしない”楽しみ方がわかる
- 好きなバイクでのんびり走る心地よさを感じられる
- 速さよりも“自分のペースで走る贅沢”の魅力を知る
RIDE4を“レースしないゲーム”として楽しむ
私のRIDE4は、最初からレースをする気がありません。
順位を追うでもなく、誰かに勝つでもなく──ただ“走りたい”だけです。
RIDE4のリアルな挙動や音、風を切る感覚。
それを自分のペースで味わうことが、私にとっての楽しみ方です。
170時間走ってきて思うのは、このゲームは「速く走る」だけが正解やないということ。
思い通りにいかへん瞬間すら、愛おしく感じる。
RIDE4は、レースをしない人にこそ見えてくる世界がある──そう思っています。
速く走らないことで見えてくる世界
RIDE4を長く遊んでいると、速さよりも“リズム”が大切なんやと気づきました。
コーナーを抜けるとき、バイクがふっと軽くなるあの感覚。
ブレーキの握り方ひとつで変わる動き。
それを自分の身体で感じ取っていくのが、たまらなく楽しいんです。
ある日、同じカーブを何度も繰り返して走っていたら、いつのまにか理想のラインで抜けられた瞬間がありました。
「いまの…完璧やん」と思わず笑ってしまう。
それは勝負の興奮じゃなくて、自分の動きとバイクがぴったり重なった瞬間の心地よさ。
この“静かな高揚感”が、私のRIDE4のいちばん好きなところです。
“思い通りに走れない”からこそ面白い
正直に言えば、RIDE4は簡単やないです。
ちょっとしたブレーキの遅れで転んだり、コースアウトしたり。
でも、それすら楽しい。
うまくいかないからこそ、次の一周が楽しみになる。
何度転んでも笑って、また走り出す。
転んだ分だけ、次の一周がちょっとだけうまくなる。
「あ、今日は調子ええな」って思える瞬間がうれしい。
勝負とは違う、“自分との対話”みたいな時間。
RIDE4の面白さって、そこにあるんやと思います。
1人称視点で走る、自分だけの時間
私はいつも1人称視点で走っています。
画面に表示される情報はすべて消して、見えるのは計器類とコースだけ。
エンジンの音、風切り音──それらが混ざり合って、自分だけの世界が広がっていく。
夜のコースを流していると、街の灯りが遠くににじんで見えるんです。
昼間の明るいコースでは見れない、あの静かな光の粒。
それを横目に見ながら、スロットルを少しずつ開けていくと、バイクが呼吸しているみたいに動くのがわかるんです。
その感覚がたまらなく心地いい。
スピードを出さなくても、ただ走るだけで世界がゆっくり動いていく感じ。
誰かに見せるための走りじゃなくて、“自分のための走り”。
RIDE4って、そんな時間をくれるゲームなんです。
お気に入りのバイクで流す“自分ペースのツーリング”
RIDE4の世界には、私がこれまでに出会ってきた“バイクの記憶”が詰まっています。
現実で乗ってきた愛車も、ずっと憧れていた名車たちも、今はRIDE4の中で、DLCで出会った仲間たちと並んで走っている。
速さを競うんじゃなく、好きなバイクで好きな場所をゆっくり流す。
それが、私にとってのRIDE4のいちばんの楽しみ方です。
思い出のバイクと再会する喜び
現実で最後に乗っていたのは2007年式のYZF-R1。
あの感触が忘れられへんまま、ずっと頭のどこかに残っていました。
RIDE4でDLCを導入したとき、2008年式のR1を見つけた瞬間、胸がじんわり熱くなったんです。
「やっとまた、こいつと走れるんやな」って。
外観も音も、あの頃の面影がそのまま。
コースを流していると、実際に走っていた峠や街道の風景がふっと浮かぶ。
画面越しなのに、懐かしい音と振動が身体に返ってくる気がするんです。
RIDE4って、ただのゲームやなくて、“思い出と再会できる場所”なんやと感じました。
憧れのバイクに“乗れる”という幸せ
RIDE4を遊んでいると、現実ではなかなか触れられなかった名車たちと出会えるんです。
ドゥカティの916や998R、1299 SUPERLEGGERA。
ホンダのCBR FIREBLADE、そしてMV AgustaのF4シリーズ。
どれも、雑誌や映像で見て「いつか乗ってみたい」と思っていたバイクたちばかり。
そのいくつかは、ダウンロードコンテンツの中に含まれていたモデルたちでした。
初めてガレージでその姿を見たとき、思わず声が出ました。
「うわ、ほんまにあるやん……!」って。
細部の作り込み、光の反射、金属の質感──そのすべてがリアルで、画面越しやのに、まるでその場の空気まで伝わってきました。
走り出すと、エンジンの鼓動が身体の奥に響いてくる。
回転数の上がり方、タイヤが路面をつかむ感覚、わずかな振動。
その一つひとつが生きていて、心が一緒に走り出すような気持ちになります。
走り出してすぐ、「あぁ、やっぱりこの子らにも性格があるな」って思いました。
ドゥカティ916はちょっと気難しくて、強く触ると「ちゃうちゃう、そうやない」って反応してくる。
FIREBLADEはどっしりと包み込むような安定感。
ひとつひとつの違いが、まるで個性のある仲間たちみたいで、「今日はどの相棒と走ろうかな」と考える時間が、たまらなく楽しいんです。
RIDE4って、“夢を叶える場所”でもあり、“バイクと語り合う場所”。
走るたびに、画面の中にもうひとつの現実が広がっていく気がします。
お気に入りは市街地を流す夜
走るコースはその日の気分次第。
けど、私がよく走るのは街の中を流すコース。
Kanto、Macau、French Riviera──どこも独特の空気があって、夜になると、それぞれの街がまったく違う表情を見せてくれます。
特に深夜の時間帯は最高です。
世界が静まり返って、自分とバイクだけが生きているような感覚。
街の灯りが遠くににじみ、昼間のコースでは見れない静かな光の粒が浮かぶ。
雨上がりの濡れた路面を、そっと流していく瞬間が好きなんです。
水面に映る光、シャッと鳴るタイヤの音──それがリズムみたいに心に残る。
速さなんていらん。
自分の好きなバイクで、自分のリズムで走るだけでええ。
RIDE4の中には、そんな“心が自由になる時間”がちゃんとある。
それを知ってから、このゲームの見え方がまるで変わりました。
速さより、心地よさを選ぶという贅沢
RIDE4って、どうしても「速く走るゲーム」って思われがちなんです。
でも、長く走っているうちに気づいたんです。
この世界は、速さを競わなくても、ただ走るだけで楽しくて、気づけばずっと走っている。
それだけで十分──そんな贅沢な時間をくれる、そういうゲームです。
誰かに見せるためじゃなく、自分のために走る。
エンジンの響きや風の音に身を預けているうちに、頭の中がすっと静かになっていく。
気づけば、疲れやモヤモヤもどこかに流れている。
そんな時間が、私にとっていちばん心地いいんです。
“うまく走れた”より、“気持ちよく走れた”を大切に
RIDE4の中で、速さを求める気持ちを手放した瞬間、景色が変わりました。
エンジンの響き、風を切る音、スロットルの反応──その全部が心に届いてくる。
特別な操作もいらん。
ただ、スロットルを少し開けて、呼吸を合わせるだけ。
うまく走るより、気持ちよく走れた瞬間のほうがずっと嬉しいんです。
ときどき、コーナーを抜けたあとにふっと力が抜けて、「いまの…ええ走りやったな」って思わず笑ってしまう。
それは速さとは違う、“自分とバイクが呼吸を合わせた”小さな達成感。
その一瞬があるから、また次も走りたくなります。
走ることが、日常のリセットになる
心が少し重たい日や、考えごとがまとまらない夜。
RIDE4を起動して、コースをゆっくり1周するだけで、不思議と気持ちが落ち着いていく。
街の灯りが流れて、タイヤの音がリズムみたいに響いてくる。
その時間だけは、頭の中のざわめきがすっと消えていくんです。
誰かと競うでもなく、何かを達成するでもない。
ただバイクと一緒に、世界を流していく感覚。
1周走り終えたあとに「今日もええ時間やったな」と思える。
それが、私にとっての最高の癒しです。
RIDE4って、走れば走るほど“心の中を整えるゲーム”やと思います。
速さを追わないことが、こんなにも贅沢やったなんて──
そんな気づきをくれたのが、このRIDE4なんです。
まとめ:速くなくてもええ。RIDE4は“自分を取り戻す時間”
RIDE4は、確かに本格的なレースシミュレーターです。
でも私にとっては、順位や速さを競う場所ではなく、気持ちを落ち着けるための場所なんです。
スロットルを合わせて走り出すと、頭の中が少しずつ静かになっていく。
バイクの音とリズムに身をまかせているうちに、「あぁ、今日も走れてよかったな」って思えるんです。
うまく走れなくてもええ。
転んでも、それすら笑える。
好きなバイクで、自分のリズムでコースを流す。
そのたった一周が、今日をやさしく締めくくってくれるんです。
RIDE4は、私にとって“癒しのツーリング”そのもの。
速さを求めず、静かに走る贅沢を味わう時間。
これからもこの世界で、ひとつひとつの走りを大切にしていきたいと思います。
この記事のまとめ
- RIDE4は“速さを競う”だけのゲームではない
- 好きなバイクで、自分のペースで走る楽しさを味わえる
- 夜の街を流す時間が、心を落ち着けてくれる
- 転けても笑える、その自由さこそがRIDE4の魅力
- 速くなくてもええ──走ること自体が癒しになる


