RIDEシリーズは、単なるレースゲームではありません。
バイクを“操る”感覚そのものを楽しめる、奥の深い作品です。
私はこれまで『RIDE4』を、170時間を超えて走り込み、コーナーの入り方や車体の挙動を体で覚えてきました。
そして『RIDE5』が登場したとき、「次はどんな走りになるんやろ」と胸が高鳴りました。
実際に両方を走り比べてみると、見た目の進化以上に、“操る感覚”にそれぞれの個性がありました。
今回は、私の手が感じたその違いを、実際の走りの手応えからお話ししていきます。
この記事を読むとわかること
- 『RIDE4』と『RIDE5』の“操る感覚”の違いがわかる
- RIDE5のやさしさとRIDE4の反応の良さを体感できる
- 自分のプレイスタイルに合う“走りのヒント”が見えてくる
RIDE4よりやさしくなった、RIDE5の走り
RIDE5を最初に走らせたとき、まず感じたのは“優しさ”でした。
RIDE4で何度も転んできたコーナーも、RIDE5ではスッと抜けられる。
最初は「お、かなり乗りやすくなってる」と素直に感動したんです。
けれど周回を重ねるうちに、その優しさの中に“違和感”も見えてきました。
転倒しにくく、安心して走れる
RIDE5はアシストがしっかり効いていて、転倒しにくい。
少し無理にバンクしても、車体が自動でバランスを取ってくれる感覚があります。
RIDE4では油断した瞬間に、あっという間に転んでいた場面でも、RIDE5ではしっかり踏ん張ってくれる。
「これなら誰でも楽しめる」と思えるほど安定感が高い。
プレイヤーを包み込むような設計がされているのを肌で感じました。
コーナーで外にふくらみやすい
ただ、RIDE4と同じ感覚でコーナーに入ると、RIDE5では外側に膨らみやすい。
倒し込みがゆるやかで、思ったより車体が寝てくれなかったです。
RIDE4ならスッと車体が傾いてくれるタイミングでも、RIDE5では反応がはっきり遅れるのがわかりました。
そして何より、コーナリング中になぜか外側に膨らむのがものすごく気になりました。
私はいつもの感覚でスティックを倒した瞬間、「あれ、曲がらへん?」と焦ってコースの外に出てしまいました。
そのとき、「あぁ、なんかもっさりしてるなぁ…」って思いました。
“操る”というより、アシスト機能が安全に働いている感覚
RIDE5は全体的にやさしく、穏やかな挙動に仕上がっています。
少々のミスでは転ばないし、コースを外れてもすぐ立て直せる。
アシスト機能が安全に働いている感覚があり、プレイヤーをしっかり支えてくれます。
その安心感は大きな魅力ですが、反面「自分でバイクを操っている」という手応えは少し薄めです。
走ることの難しさよりも、安定を優先した設計。
その穏やかさが心地よい瞬間も多いけれど、私はほんの少し、“もう少し車体を感じながら走りたい”と思いました。
それでも、これがRIDE5の良さでもあります。
“誰でも走り抜けられる安心感”と“安定した心地よさ”が共存していて、RIDE4とは違う方向からバイクの楽しさを味わえる作品だと感じました。
RIDE4に戻った瞬間に感じた、“手に伝わる一体感”
RIDE5を走ったあと、RIDE4に戻って走った瞬間、思わずほっとしました。
「あぁ、これこれ」と、手のひらが覚えていた感覚がすぐに戻ってきます。
スティックを軽く倒しただけで、車体がスッと身体に寄り添ってくれる。
その反応の自然さに、肩の力がふっと抜けました。
バイクが自分の動きに素直に応える
RIDE4でバイクを走らせた瞬間、反応の速さがまったく違うと感じました。
スティックを入れた分だけ車体が素直に動き、こちらの意図を正確に読み取ってくれる。
コーナーの入り方も自然で、RIDE5では感じにくかった“操っている実感”が一気に戻ってきます。
ほんのわずかな角度の違いでも車体が反応してくれるから、操作していて本当に気持ちがいい。
その瞬間、「これが私の知ってるRIDEやな」と心の中でつぶやいていました。
走りが難しい分、操る楽しさがある
アシスト機能をすべて解除している私の環境では、RIDE4はラフにスティックを入れたり、急にスロットルを開けたりするとすぐにバランスを崩します。
けれど、その“厳しさ”があるからこそ、うまく走りきれたときの快感が大きい。
難しさの中に、自分の手でコントロールしている実感が詰まっています。
バイクが自分の動きに応えてくれた瞬間の“手ごたえ”が、確かに手のひらに残る。
RIDE5の安定した走りも心地よいですが、RIDE4のこの“緊張感のある手応え”は代わりがききません。
スピードより、“操る快感”
RIDE4では、速く走ることよりも、思い通りに操れることが楽しい。
タイムを削るより、自分の動きとバイクの挙動が噛み合った瞬間の方がずっと気持ちいい。
RIDE5と比べると、RIDE4の挙動は繊細で、少しの操作でも車体が大きく反応します。
私の環境では、スティックの角度やスロットルの開け方ひとつでラインが変わるほど敏感です。
そのぶん、操作のすべてを体で覚えていく感覚があり、まさに“操っている”実感があります。
「今のライン、完璧やったな」と思えたとき、それがRIDE4を走る何よりのご褒美です。
私にとってRIDE4は、レースゲームというより、“操る感覚を味わうための場所”だと思っています。
“操る感覚”で選ぶなら、私はRIDE4
RIDE5とRIDE4を何度も行き来して走ってみて、最終的に私の手が自然に戻っていったのはRIDE4でした。
RIDE5のやさしさや安定感も確かに魅力なんです。
けれど、スティックを倒したときの“伝わり方”が違う。
RIDE4は動き出す瞬間の反応が素直で、車体が自分の動きにピタッと寄り添ってくるあの感覚がたまらなく心地いい。
これは170時間を超えて走り込んできた身体の記憶が、「こっちや」と自然に選んでいるんやと思います。
安定のRIDE5、素直なRIDE4
RIDE5は、安定していて走りやすい。
スティック操作に対して車体の反応が穏やかで、安心して走れる。
一方でRIDE4は、操作した分だけ素直に返ってくる。
軽くスティックを動かしただけで、車体が反応してくれるから“操っている実感”が強い。
同じシリーズでも、手のひらに伝わる情報がまったく違いました。
気づけば、RIDE4ばかり走ってた
いまはRIDE4ばかり走っています。
RIDE5のやさしさも魅力なんですけど、私の手はどうしてもRIDE4の反応を求めてしまうんです。
スティックを倒したときの反応、コーナーで車体がスッと寝てくれるあの瞬間――
それが“私の走り”として体に染みついているんだと思います。
RIDE5を遊んでいたときも、「もっとこう動かしたい」と感じるたびに、頭の中ではRIDE4の感覚を思い出していました。
そして気づけば、またRIDE4を起動していたんです。
いまは、その感覚を味わいながら、ゆっくりコースを流す時間がいちばん心地いいです。
自分の“手に合う走り”を
RIDE5には安定した気持ちよさがあり、RIDE4には素直な反応の良さがある。
どちらにも確かな魅力があるからこそ、最後は“自分の手に合う走り”を選ぶのが一番やと思います。
私の場合、それがRIDE4でした。
スティックを倒したときの反応、車体が伝えてくれる細かな手ごたえ。
そのすべてが、自分の感覚にしっくりきます。
まとめ:“自分の感覚で選ぶ”楽しさ
RIDE5とRIDE4。
どちらもバイクを楽しませてくれる素晴らしい作品です。
けれど、実際に走り比べてみて感じたのは、“新しさ”や“数字”では測れない「操る心地よさ」があるということでした。
そのどちらも、自分の“走りたい気持ち”に素直に選べばいいんやと思います。
そうやって自分の感覚で走り方を選べるのが、RIDEシリーズのええところ。
上を目指すだけやなくて、「自分のペースで気持ちよく走る時間」を楽しめる場所やと思っています。
だから今日もまた、私はRIDE4を起動して、“手で操る”あの感覚を味わいに行ってきます。
※本記事は、筆者「よもぎ」が実際にプレイして感じた内容をもとに執筆しています。
この記事のまとめ
- 『RIDE4』と『RIDE5』の“操る感覚”の違いを比較
- RIDE5はアシストが効いていて転倒しにくく安心感がある
- RIDE4は操作に対して反応が素直で一体感が強い
- RIDE5は安定、RIDE4は“操る快感”が魅力
- どちらも良作だが、自分の手に合う走りを選ぶことが大切
- 筆者は最終的にRIDE4の“手で操る感覚”に戻った
- 新しさや数字では測れない“心地よさ”の価値を実感
- RIDEシリーズは自分のペースで走る楽しさを教えてくれる

