ゲーム用PCを選ぶとき、デスクトップにするかノートにするかは大きな悩みどころですよね。
私もそのひとりで、長年『仁王2』や『黒い砂漠』などを遊んできた経験から、快適さには少しこだわりがあります。
今回はあえてノートPCを選び、「本格的なゲームがどこまで快適に動くのか」をじっくり試してみました。
この記事では、実際にノートPCでさまざまなジャンルのゲームを遊んで感じた動作の印象と、快適に遊ぶためのちょっとした工夫をお話しします。
この記事を読むとわかること
- ノートPCでどの程度まで快適にゲームが遊べるかがわかる
- USBポート不足をUSBハブでどう補ったのかがわかる
- ノートとデスクトップ、それぞれの使いやすさの違いを実体験で理解できる
ノートPCを選んだ理由とプレイ環境
ゲーミングPCを買うとき、私は何日もデスクトップとノートを見比べて悩みました。
これまで長くアクションRPGやMMOを遊んできた経験から、プレイ中の快適さにはどうしてもこだわりたくて。
最終的に、省スペースで扱いやすいノートPCを選びました。
実際に使っているのは、マウスコンピューターのこのモデル。
※リンクをクリックすると、外部サイト「ASCII.jp」の記事に移動します。
使い始めてからは、アクションもレースもMMOもいろいろ試してみて、「ノートでもこんなに快適に遊べるんや」と正直驚きました。
作業用とゲーム用でデスクを分けるスタイル
私の環境では、作業とゲームでデスクを分けています。
ひとつの机で全部こなそうとすると、配線や機材が混ざってどうしても落ち着かなくて。
だからこそ「ゲームはゲーム専用の空間で楽しみたい」と思って、別のデスクを用意しました。
ゲーム用デスクにはノートPCを常設しています。
ノートPCを選んだ理由は、省スペースで設置しやすく、必要なときにすぐ電源を入れてプレイできるから。
モニターも作業用とは別で、ゲームに合わせて27インチを配置しています。
配置もバランスがよく、落ち着いた空間に仕上がっています。
27インチモニターに接続してプレイ
ノートPC単体の画面では少し狭く感じるので、27インチモニターをHDMIで接続しています。
画面が大きくなると視野も広がって、アクションゲームの動きがとても見やすくなりました。
ノートPC本体はモニターの横に置いて、外付けキーボードとマウスを使うスタイル。
机の上もスッキリして、長時間プレイでも集中しやすい環境です。
USBポートが足りなくて一工夫
ただ、ここで少し困ったのがUSBポートの数。
ノートPCにはType-Aポートが2つしかなく、マウスとキーボードを繋いだらコントローラの差し込み口がなくなってしまいました。
そこで導入したのが、バッファローのUSBハブです。
※リンクをクリックすると、外部サイト「バッファロー」の公式サイトに移動します。
これを使えば複数のデバイスを安定して接続できて、入力遅延も感じません。
実際にプレイ中の回避やコンボ入力もスムーズで、違和感ゼロ。
小さな機器ですが、快適な環境づくりには欠かせない存在になりました。
実際に遊んだゲームの動作感
ノートPCを導入してから、まず気になったのが「本格的なゲームがどこまで動くか」。
実際にいくつかのジャンルを試してみて、想像以上に安定していたのが正直な感想です。
ここでは実際にプレイしたタイトルごとの印象をまとめます。
仁王2やテイルズ オブ アライズなどアクション系
アクションゲームは一瞬の入力遅れが命取りになるので、最初は少し不安でした。
けれど『仁王2』を起動してみた瞬間、「あ、これ普通にいけるやん」と思わず声が出ました。
設定はほとんど触らず、明るさを少し調整した程度。
それでも動きは滑らかで、敵との間合いを詰める感覚も自然。
攻撃をかわすときの反応も早く、ノートPCとは思えないスムーズさでした。
『テイルズ オブ アライズ』もエフェクトが派手なシーンが多いのに処理落ちせず、映像の美しさも十分。
プレイ中に“ノートPCを使っていることを忘れる”ぐらい快適でした。
RIDE4で感じた安定性
レースゲームは映像処理が重くなりやすく、コーナーリング中の一瞬の遅延が命取りになります。
『RIDE4』でも最初は警戒していましたが、走り出してすぐにその不安は消えました。
特別な設定はせずともフレームが安定していて、スピード感が途切れない。
路面の光の反射や影の動きも自然で、ハンドル操作の反応も速い。
プレイ中はファンがしっかり回っていて、「ちゃんと冷やしてくれてるな」と感じるほど。
それでも熱による動作の重さは感じず、安定したパフォーマンスを保ってくれました。
コースを何周しても動きが乱れず、ノートPCの冷却性能の高さを実感しました。
黒い砂漠などMMOでもしっかり動作
MMOは広いマップとキャラクターの多さで負荷がかかりやすいジャンルですが、『黒い砂漠』も予想以上に快適でした。
人の多い拠点では多少読み込みが入るものの、移動や戦闘時は滑らか。
画面を動かしても背景が崩れず、操作レスポンスも安定しています。
発熱も控えめで、長時間のプレイでも動作が落ちることはありませんでした。
ノートPCの前でのんびり釣りをしたり、馬で旅をしたり──そんな穏やかな時間もストレスなく楽しめています。
これから選ぶなら意識したいポイント
ノートPCで本格的にゲームを遊んでみて、あらためて感じたのは「今のPCはどの形でもしっかり遊べる」ということでした。
以前は“デスクトップ一択”と思い込んでいたけれど、実際にノートPCで遊んでみて、その考えが少し変わりました。
今回はその体験を通して見えてきた、次にPCを選ぶときに意識したいポイントをまとめます。
ノートでも十分楽しめる時代
正直、ここまで快適に遊べるとは思っていませんでした。
ノートPCといえば「性能が劣る」「すぐ熱を持つ」といった印象が強かったけれど、実際に遊んでみるとそのイメージはすっかり変わりました。
設定をほとんど触らなくてもアクション・レース・MMO、どのジャンルも安定して動作。
持ち運びができて、デスク周りもすっきりまとまる。
今のノートPCは、“気軽さと実力の両立”ができる時代やと思いました。
USBポートの数はしっかり確認
今回いちばん実感したのが、USBポートの大切さです。
マウス・キーボード・コントローラと繋ぐうちにすぐ足りなくなって、「あ、ここは盲点やったな」と思いました。
USBハブを使えば補えますが、やっぱり最初から余裕のある構成を選ぶのが理想。
購入前にポートの位置や数を確認しておくと、あとで困らずに済みます。
ちょっとしたことですが、ここを意識するだけで快適さが全然違います。
次はデスクトップPCを選ぶ
今回のノートPCでも本当に満足しています。
設置がしやすく、省スペースでまとまる点は想像以上でした。
机の上に常設していても圧迫感がなく、配線もすっきり整理できる。
限られたスペースでも快適に使えるのは、ノートPCならではの良さやと思います。
モニターに接続して固定して使っているので持ち運びはしていませんが、コンパクトながら落ち着いて遊べる環境を作れました。
それでも、使い続けるうちに「もっと拡張できる環境で遊びたい」と思うようになってきて。
USBポートやストレージの余裕、冷却性能の高さ──そうした“ゆとりのある環境”はデスクトップならではです。
次に買うPCは、もう迷わずデスクトップにします。
ノートPCを使ったからこそ、今の自分に合うスタイルが見えてきました。
これからPCを選ぶ人にも、「スペックだけじゃなく、自分の遊び方に合うかどうか」を大事にしてほしいなと思います。
まとめ
ノートPCで本格的にゲームを遊んでみて、「今のノートってここまで進化してるんやなぁ」と実感しました。
アクションもレースもMMOも、設定をほとんどいじらずに快適に動作。
昔は“サブ用途”のイメージが強かったけど、今はもう立派に“メインのゲーム環境”として使えるレベルです。
実際に使ってみて感じたのは、少しの工夫で快適さが変わるということ。
私の場合はUSBポートが足りなかったので、バッファローのUSBハブを使って接続機器を補いました。
それだけでもプレイ環境が安定して、ストレスが減ったように感じます。
ノートPCでも、「ちょっとした工夫で自分らしい快適さを作れるんやな」と思いました。
それが、私にとってのゲームPC選びの答えになりました。
※本記事は、筆者「よもぎ」が実際に使用して感じたことを執筆しています。
この記事のまとめ
-
- ノートPCでも本格的なアクション・レース・MMOを快適に遊べることを確認
- USBポート不足にはバッファローのUSBハブで対応し、安定した操作感を実現
- モニターを接続した固定スタイルでも、省スペースで快適な環境を構築
- 設定をほとんどいじらずとも滑らかに動作し、ノートの性能向上を実感

